訪問入浴バイトで鬱を克服した看護師です

私は専門学校を卒業して大学病院に就職しました。
ガン看護をしたくて入職しましたが希望の科に配属されることはなく、一番苦手分野の科に配属。
苦手分野であれど、克服しようと、休日は必死で勉強し、働きました。
私の配属された科は、前年度の師長さんがうつ病になって辞めたほどの激務。
他の先輩スタッフも、抗不安薬や睡眠薬を常用するほどのストレスのある職場でした。
さらには、副師長をされている人が、患者の悪口を言ったり、職員同士の連絡事項の伝達もあからさまに無視したり…このような上司の元で私は看護師としてやっていける自信がなくなりました。私と同時期に配属されたもう一人の同期が男性ナースだったので、あからさまに男性ナースがもてはやされ、私の居場所はなくなっていきました。
転職も頭をよぎりましたが、新卒の新人ナースが転職となるとシビアだろうな・・・と、思いきれず、辛い日々でした。
脳外科勤務だったので急性期病棟で、日々重篤な患者さんや術後患者のケアに追われ、痴呆の患者さんはナースコールを連打。
3時間おきの導尿、オムツ変え、リハ送り、保清、入退院患者の準備と対応、その間に30分ごとにオーダーのでている点滴の更新。
病棟スタッフは常に人員が足りていない状態。クスリのダブルチェックをしたくても、他のスタッフは居ないような状況のため、ミスの嵐。
自分の受け持ちからのナースコールに出ない先輩たち。
電子カルテですが、病棟のPCは限られており、勤務時間後先輩たちが記録が終わった後まで記録も始められない。
先輩たちが帰った後の記録とサマリー作成。その間にもナースコールが響き渡り、それにまた対応。
準夜勤がおわるのは3時ごろ、自宅に帰りシャワーを浴び、1?2時間仮眠をとり、6時におきて8時からの日勤前の情報収集と先輩たちの業務の準備をしておくために7時から出勤、日勤がおわるのが20時頃、自宅へ帰り、また23時には家を出る。
そのような生活を送っていて、そのうちに病棟で患者さんと接する事やナースコールがなる音に、過剰なまでの苛立ちを感じるようになっていました。
新人だから弱音が吐けない辛さ、過労、激務、睡眠不足・・・
結果、鬱状態と不眠に陥り、職場にありをむけることすらできなくなりました。
3ヶ月休職、その後かなり迷いましたが、退職しました。
家が裕福な方ではなかったので、退職後も働かねばならず訪問入浴のバイトをしながら過ごしました。
訪問入浴バイトは探すのも簡単でそれなりに稼げたので良かったと思っています。
それに訪問入浴バイトをしているうちに看護の原点のようなものを感じ、また働きたいと徐々に思うようになっていきました。
それからすぐ、また別の医療施設に転職しましたが、一気にストレスがなくなり、体調も改善しました。
迷っている時、もっと早く転職すれば、体調を崩すほど辛い思いを済まずに済んだのになと思います。
働く場所は1箇所ではないのだということ、自分にあう職場は必ずどこかにあるということを、苦し見ながら働いてる看護師に気づいてもらいたいなと思います。